3秒で決まる
就職活動において面接は自分をアピールするとても大事な場です。
エントリーシートや履歴書などを提出し、書類選考で会ってみたいと思った人が面接に進むことができます。
面接官は一日何十人もの学生の面接を行います。
1人当たり設けられている時間に限りがあるため、短時間で何かしらの判断をしなくてはいけません。
そのため早い段階で判断をすることになります。
面接官が見ている点として、人柄と熱意と可能性の3点といわれています。
どれも話してみなければわからないと思いがちですが、実は面接を初めて3秒で決まるともいわれています。
その決め手となるのが、顔つきです。
顔つきを見るだけで、今日の面接に対する意気込みや熱意があるのかどうか判断できます。
そのほかにも姿勢や服装や歩き方など面接官に近づくまでに、多くのチェックポイントがあります。
スーツやシャツがしわだらけで、ダラっとした歩き方、目線は下を向いているような場合、やる気があるように感じるでしょうか。
外見は容姿ではなく、身だしなみが社会人としてしっかりできているかという点です。
人柄のアピール
人柄をアピールするということは、いい人だということをアピールすることだと思いがちです。
しかしそうではなく一緒に働きたいと感じられる人こそ、会社が求めている人材といえます。
一番求められているものはコミュニケーション能力です。
社会人になると、取引先、同僚、先輩や上司など様々な立場の人と話すことが増えます。それぞれの関係に適した言葉遣いをしなくてはいけません。
TPOや場の雰囲気によって話し方を変えていくという心配りも必要になります。
どういう自分なのかということが伝えやすい質疑応答として、長所と短所を述べてくださいと聞かれることも多いです。
短所は自分の長所にもなり得ることを意識するとマイナスな印象を与えなくなります。
熱意を伝える
面接官に自分の熱意を伝えることで、この会社に入社したいという強い意志の表れとなります。
熱意を伝えるということは言葉だけではありません。
面接に臨むときに姿勢からも十分伝わります。
自分に合ったスーツをしっかり選び、シャツもしわなく整え、ネクタイも緩むことがないように丁寧に結びます。
そして靴もきれいに磨き、生き生きとした表情をして面接に向かいましょう。
女性の場合も、男性同様身だしなみは重要です。
清潔感があり、派手な化粧や派手なヘアースタイルは避けましょう。
髪が長い場合は、一つにまとめてすっきりとした印象を与えましょう。
こういった面接に対する準備や姿勢は、面接官は一目でわかります。
きびきびとした動きと表情からも将来成長してくれるのではという可能性を感じることも出来ます。