保育士のお仕事内容

保育士のお仕事内容

赤ちゃんや小さな子供はどの年代の人からもかわいがられる存在です。
小さな子供と一番接する機会が多いのが保育士ではないでしょうか。
毎日小さな子供たちに囲まれた環境で過ごすことに魅力を感じる人も多いでしょう。

実際に保育士の仕事は子供が生活習慣を身につけられるように指導することが一番の目的です。
生活習慣とは、食事、睡眠、着替え、排せつ、清潔を保つことの5項目のことを指し、これらを自分でできるように指導していきます。

そして子供たちの身の回りのお世話として、健康維持や子供の行動や気持ちを理解することに気を配り過ごさなければいけません。
保育所には多くの子供たちがいます。
家とは違い集団行動が増え、地域との関わりを持つことで社会性を養っていきます。
このため、保育士に向いている人は子供の成長についてきちんとサポートすることができる人です。

保育園では遊びの時間に様々なものを使用し、子供の成長やできた喜びなどを感じてもらえるように計画を立てています。
さらに日中の多くを過ごす保育園での様子をしっかり保護者に伝え、育児についての相談のサポートも行います。

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また、周りの地域の人との関わり合いとして、保育園内で子育て広場を設けるところや園庭開放など施設の開放をしているところが多いです。
子供や保護者のサポートだけでなく、地域の人や同じ保育園で働く先生同士の人間関係など多くのことに関係を持つ仕事です。

保育士の一日

保育園の一日は子供たちの登園準備から始まります。
保育園の施設内の掃除や安全確認をし、バスや歩きで登園してくる子供たちを出迎えているのです。
園児一人一人がいつもと変わりないかをチェックし、空いた時間で先生たちの朝礼などが行われます。

すべての園児が登園すると朝礼や朝の体操などを行います。
朝礼後は午前中に子供たちが自由に遊べる時間を設けており、それぞれ子供たちがけがなく安全に遊ぶことができているか、けんかや泣いている子供がいたらサポートに入るなど常に子供たちの様子を注意深く観察しましょう。

そしてお昼の時間には、手洗いうがいなど衛生的に問題がないかしっかり指導し、正しく食事が出来るように指導していきます。
食事のあとは歯磨きをしてパジャマに着替えてお昼寝の時間です。
お昼寝の間に保護者への連絡ノートにその日にあったことを記入していきます。

お昼寝から起きたらおやつを食べ、降園まで自由に遊ぶ時間となります。
降園時間になったらお迎えが来た順に準備をして見送りましょう。
降園時間が過ぎてからは延長保育で残っている子供たちのお世話をしていきます。
すべての園児が降園してから掃除をし、今日一日の報告を行います。

やりがいを感じること

保育士は何より一日中元気な子供たちと一緒にいるため体力がいります。
泣いた子供を抱っこする時間も長く、体調管理も大変です。
そのほかにも保護者からのクレームや子供同士のけんかの仲裁など常に気を使いながら仕事をしていかなければいけません。

大変なことが多いように感じますが、何より子供たちの笑顔を毎日見ることが出来ることが仕事の原動力になるという保育士が多いです。
そして子供の成長を一番に見届けることができ、子供の成長を一緒に喜ぶことができます。