世界最高水準の教育を!沖縄科学技術大学院大学(OIST)とは

国際的な教育機関として成長する沖縄科学技術大学院大学(OIST)

日本においても、日本人だけを対象としているのではなく、国際的な教育を目指す大学が多くなっています。
その中でも先進的な教育システムを持ち、世界的に見ても高いレベルの教育と研究を行っているということで注目されているのが、沖縄科学技術大学院大学(OIST)です。

沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、5年制の一貫した大学院大学です。
その大きな特徴は大学内での公用語を英語としていて、ほぼすべての活動が英語でなされていることです。
そのため、この大学には世界中ありとあらゆる国から学生が集まってきていて、それぞれの得意分野での研究を進めています。

国からの助成金も受けていますが、柔軟性のある教育方針と運営を行っていて、従来の日本の大学とは全く違う雰囲気があります。
それだけ、国際的なスタンダードに標準を合わせることができ、よりグローバルな研究や教育ができるようになっているのです。

沖縄科学技術大学院大学(OIST)でできる研究分野とは?

沖縄科学技術大学院大学(OIST)では、主に理系の研究がなされていて、物理学や化学、物理学、神経科学、分子・細胞・発生生物学などがあります。
どれも世界中の優秀な学生と講師陣が集まっていることもあって、世界最高水準の教育を与えられる体制が整っています。
そして、沖縄ならではの研究分野として海洋科学や、環境・生態学などもあって、専門性の高い教育、研究がなされています。

沖縄科学技術大学院大学(OIST)の大きな特徴は、これらの専門研究分野がバラバラに機能しているのではなく、お互いに関係し合っていることになります。
多くの外術分野は単独ではなく、知識や研究内容が重なり合っているところがあるものですので、それぞれの学部が協力し合い、共同研究を行っています。
それによって、より深く幅の広い研究ができますし、研究の効率もさらにアップするというメリットがあります。

沖縄科学技術大学院大学(OIST)に入るためには?

沖縄科学技術大学院大学(OIST)の定員は50名となっていて、国籍などの条件はありませんが、学士号や修士号を持っていることが条件となります。
書類として通常の成績証明書などと共に、推薦状や英語能力を証明するTOEICなどのスコア証明書を提出する必要があります。

この書類選考によって80名程度に絞られた後は、大学が行うワークショップに参加することになります。
ここでは、選考委員による面談や見学ツアー、交流プログラムなどが行われます。
このワークショップ全体を通して選考がなされ、合格が決められるということになります。