電力会社社員の仕事内容とは

電力会社の社員、仕事はどんなことをしているの?

私達は普段何気なく電気を利用していますが、東日本大震災によって未曾有の被害がおそい、原発事故により電力について深く考える機会を与えられました。
当時、企業でも節電を行い、また一般家庭でも地域に分けて計画停電がおこなわれ、電機がある暮らしがどんなに便利でありがたい事なのか思い知りました。

電力会社では現代に生きる人たちになくてはならないエネルギー「電気」を安定的に供給するという事を仕事としています。

発電、送電、配電という事業を通じ消費者に滞る事のない電力を供給し、エネルギーを効率よく利用するため研究を行ったり、電力を大切に利用するエコな生活を提案するなど幅広い仕事があります。

原子力や火力、風力等の発電所で仕事をする方々は技術、知識を深く持ち、設備のメンテナンス、管理、また故障への対応等、日本の電力を支えるため日夜業務されています。

事務系、技術系、その他の分野に分かれる電力会社の仕事

事務系の仕事では、一般家庭、法人等に対し料金メニュー、機器、システムの紹介、電機の効率よい利用方法等を推進する営業の仕事、また新聞やテレビなどのメディアを通じ、企業イメージの向上、活動の理解を図る広報、さらに従業員の採用、異動、教育、管理、衛生、給与などの業務となる人事、その他総務、用地、資材など多種の仕事があります。

技術部門では発電所から送電する電気をお客様に確実に届ける為に、配電設備全般、また定期点検や維持管理、問い合わせに対応する、災害による停電等、いち早く復旧するため作業に向かうなどの仕事です。

原子力、火力などは保守、運転の維持などの業務のほか、新規設備の計画、導入、建設などに関わります。
通信設備の構築や維持管理も技術部門の仕事となりますし、変電所、変電設備、送電設備などの新しい設備施設の工事などを行う土木の仕事もあります。

更に省エネや省コストの機器類、施設、システムなどを開発しそのシステム等をお客様に提案するという仕事も技術の仕事です。

その他の部門の仕事は、海外事業、経営戦略等があります。
海外事業では海外のプロジェクトに参加したり、発展途上国にコンサルティングを行う、また交流協力業務などにも力を入れています。

電力会社の仕事は生活に不可欠な電気を作り提供するという仕事

電力は今、私たちの暮らしになくてはならないものとなっていますが、この電力を作り、送電し、お客様に安定的な供給を行うというやりがいのある仕事を、電力会社の社員の皆さんがおこなっています。

スイッチを入れると電気がつく、夜暗くなっても常に灯りをともせるということも電力会社があるからこそです。
ここで働く社員の皆さんは、日本に暮らす方々が生活に困る事がないように電力の供給を24時間365日切らすことなく行っています。

電力会社に勤めるということは、この大切な電力を担う仕事に就くということになり、やりがいも責任もある仕事に就くということです。