英語スキルが測れる「TOEIC」

大学受験でも就職試験でも必要となっているところが多いTOEIC

TOEIC、トーイックはTest of English for International Communicationの略で、英語によるコミュニケーション能力を評価するテストで、世界共通テストとなっています。
TOEIC、TOIEC Bridge、 TOIEC SWという三つの種類がありますが、就職、また受験の評価基準となっているのがTOIECです。

世界150か国で実施されている試験で、どの国の独自の文化的背景や、その国独自の言い回しなどが必要ない回答となっているため、世界共通基準の試験といわれています。

英語の技術というよりも、ビジネスからプライベートシーンまで幅広い分野の中で、英語によるコミュニケーションがどのくらいできるのかを試験します。
リスニング、リーディング能力をTOIECによって客観的に判断することで、英語のコミュニケーション能力を総合判断できる試験です。
<参考>スコアアップに繋がるTOEICの勉強方法産経オンライン英会話Plus

TOEICはどんな試験なのか?

実際のTOEICの試験ですが、2時間という時間の中で200問を解くという試験になります。
リスニングセクションを100問、45分間で行います。
リーディングセクションの100問が残りの75分間です。
合計200問、2時間による試験です。

テスト形式は写真描写問題が10問、会話問題が30問、応答問題が30問、説明文問題が30問というリスニング問題と、短文穴埋め問題40問、読解問題48問、長文穴埋め問題12問がリーディングの問題です。

通常こうした英語の試験でも、問題用紙などについては日本語がかかれていることが老いのですが、TOEICの場合、問題用紙などもすべて英語で書かれています。
回答方式、指示放送などについても英語なので、基本的に英語がある程度分からないで試験すると、試験の指示事項もわからないということになります。

スコアが表示されるところが就活、受験等に利用される要因

英語のコミュニケーション能力というのは実際に会話してみないと、その人がもっている能力、実力を測れないものですが、TOEICが登場したことで雇用する側、また受験を行う側が客観的に英語力を確認することができるようになりました。

英語力があるかどうか、これは特に企業等の就職では非常に大きなポイントとなっていて、特にグローバル社会が進む日本においては、英語力が低い人材が多いということも含めて、TOEICの成績がいい、スコアがいいということは非常に大きな力となるのです。

結果がスコア表示されるので、企業は自分たちの企業に必要となるスコアの基準などを定めやすく、雇用を希望されている方についての英語力を判断しやすいとTOEICを重視する企業が多くなっているのです。
試験に出てくる英語は、ビジネスシーン、また日常的に出てくるシーンが多い、また題材にしたものが多いのでかなり難解です。

英検に当てはめてみると1級よりもやさしいというくらいのレベルなので、TOEICの試験には何度もチャレンジし、ビジネス英語、日常的な話題に慣れていくということも必要となるでしょう。